今回は、エアコン専用コンセントの増設工事を行いました。

今回は、屋根裏を利用して配線する方法で、すっきりとした仕上がりを実現しました。

◆ ご依頼内容

お客様からは、以下のようなご相談をいただきました。

「エアコンを新しく設置したいけど、近くに専用コンセントがない」

「壁に露出配線を這わせたくないので、屋根裏を使ってキレイに仕上げてほしい」

お住まいの構造を確認したところ、屋根裏に十分なスペースがあり、分電盤からの配線も可能と判断。

屋根裏経由で電源を引き込む方法をご提案し、施工を行いました。



◆ 施工の流れ

① 現地調査

まずは分電盤の位置と屋根裏の構造を確認。

電源を取りたい場所までのルートに問題がないことを確認し、使用する電線の太さやブレーカー容量も含めて設計を行いました。

② 屋根裏へのアクセス

天井点検口から屋根裏に入り、配線ルートを確保。

夏場の屋根裏は非常に高温になるため、安全を最優先に作業を進めました。

③ 屋根裏配線作業

分電盤から新しい電源線を屋根裏内に通し、目的の場所まで敷設。

電線はきちんと固定し、将来的なトラブルを防ぐための保護措置も行いました。

④分電盤の検査

分電盤をよく確認していたところネズミに配線、分電盤の周りの木を齧られていた事が発覚。齧られていた配線を取り除き新しい物に取り替えました。



⑤コンセントの新設

お客様ご希望の位置に開口し、エアコン専用のコンセント（100V/200V）を新設。

通電確認や極性・接地のチェックも丁寧に行い、正常に動作することを確認しました。

配線が外に出ていないため、お部屋の見た目もスッキリ。

お客様からも「これなら全く気にならない！」と嬉しいお言葉をいただきました。



◆ まとめ

エアコンの設置において、専用コンセントの位置は非常に重要です。

屋根裏を活用した配線方法は、安全・美観・効率の三拍子がそろった施工方法としておすすめです。

「設置場所に電源がない…」

「なるべくキレイに配線したい…」

そんなお悩みも、ぜひ私たちにご相談ください！

現地調査・お見積りは無料で承っております。