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【知っておきたい】洗濯機やエアコンのアース線の役割

家電のアース線の重要性と施工のポイント
アース線は、家電からの漏電を地面に逃がし、感電や火災のリスクを防ぐための大切な設備です。特に、湿気の多い場所や水回りで使用する家電(洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなど)には必ず接続が必要です。弊社では、アース工事を適切に施工し、安全な環境を整えます。
アース線の役割
家電の故障や落雷によって電気が外部へ漏れた際に、アース線が正しく接続されていないと感電や火災の危険があります。特に水回りでの家電使用時には感電リスクが高まるため、確実なアース接続が不可欠です。弊社では、こうした危険を未然に防ぐための施工を行っています。
アース線の接続義務
2016年の内線規程改定により、湿気の多い場所や水を使う環境ではアース線の接続が法律で義務付けられています。さらに2022年の改定では、台所・厨房・洗面所・トイレ・地下室などにアース端子付きのコンセントを設置することが義務化されました。こうした施工が必要な場合は、電気工事士の資格を持つ弊社のプロが対応いたします。
アース線を接続すべき家電
アース線の接続が必要な家電の例は以下の通りです。
• エアコン
• 冷蔵庫
• 電子レンジ
• 食器洗い乾燥機
• 洗濯機
• 衣類乾燥機
• 温水洗浄便座
これらの家電を安全に使用するためにも、アース線の適切な施工が重要です。
アース線の施工方法
アース線を接続するための端子には、以下の3種類があります。
1. つまみタイプ
1. つまみを緩めて隙間を作る
2. アース線の先端を逆Jの字型に曲げ、端子に挟む
3. つまみを締めて固定
2. ふたタイプ
1. ふたを開ける
2. ネジを緩め、アース線を巻きつける
3. ネジを締め、ふたを閉じる
3. ワンタッチタイプ
1. レバーを押し上げ、穴を出す
2. アース線の先端を穴に差し込む
3. レバーを下げて固定
施工の際には、確実に固定されているかの確認が重要です。弊社では、施工後のチェックも徹底し、安全性を確保します。
アース線接続時のトラブル対応
1. 接続口が足りない、またはない場合
キッチンなどで複数の家電を使用する際、アース端子が不足することがあります。複数のアース線をまとめて1つの端子につなぐことは可能ですが、端子自体がない場合にはコンセントの交換工事が必要です。弊社では、アース端子付きのコンセントへの交換工事を承ります。
2. アース線が短い場合
アース線が届かない場合、市販の長いアース線に交換するのが安全な方法です。アース線を無理に継ぎ足すのは危険ですので、おすすめできません。弊社では、長さが適切なアース線の取り付けも行います。
3. NGな接続場所
アース線の接続場所がないからといって、ガス管・水道管・電話のアース線などに接続するのは大変危険です。特に、ガス管は引火や爆発のリスクがあり、法令でも禁止されています。こうした誤った接続を防ぐため、専門の電気工事士による施工を推奨します。
まとめ
アース線は、家電を安全に使用するための重要な設備です。接続が義務付けられている場所では、確実に施工することが求められます。弊社では、アース工事の施工はもちろん、アース端子付きコンセントへの交換工事なども対応可能です。
**「アース線をつなぎたいけれど、どうすればいいか分からない」「コンセントに端子がないので工事が必要」**といったお悩みがあれば、ぜひ弊社にご相談ください。安全で確実な施工をお約束します。
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